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無味無臭で辛い!大人に増えている好酸球性副鼻腔炎とは何か知りたい

      2017/08/03


現代では何かしらアレルギーを抱える人が増えてきました。

スギやヒノキの花粉に、PM2.5や黄砂、ハウスダスト、そして食べ物のアレルギーとたくさんのアレルギーがあります。

このアレルギーが要因で、喘息になったり副鼻腔炎になったりと気管支の病気になることも多いです。

好酸球性副鼻腔炎という病気もそれに伴い増えてきています。

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好酸球性副鼻腔炎とは無味無臭の世界

好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせい ふくびくうえん)とは聞きなれない病気ですが、どんな病気なのでしょうか?

好酸球性副鼻腔炎というのは、難病指定されている難治性の疾患であり、鼻の中にポリープができます。

そして好酸球という白血球の一部が過剰に増え、副鼻腔を塞ぎます。

その結果、大きな特徴としては”無味無臭”があげられます。

ひどい風邪をひいた時に、食べ物の味がわからない経験は誰でもあると思いますが、それがずっと続くのです。

 

【味覚がない】

人の味覚は、舌で2割、鼻で8割の割合で感じています。

冷たさや熱さはわかりますが、それ以外はほとんどわかりません。

見た目に分からなくても、腐っている食べ物にも気づきにくくなります。

【においがない】

美味しそうなコーヒーのにおい、スパイシーなカレーの匂い、炊きたてご飯の匂いなど全くわかりません。

洗剤や、こげたニオイやガスが漏れていてもわかりませんので、危険を察知することも遅れます。

また、体臭や口臭なども自分でわかりませんのでストレスはかなり高くなります。

このように無味無臭の世界が、好酸球性副鼻腔炎にかかっている人の大きな症状です。

それでは、何故このような症状が出るのでしょうか?

 

副鼻腔の部分 レントゲンが真っ白に

私たちの鼻の周りには、副鼻腔という空気が入っている穴がいくつかあります。

本来はレントゲンで撮ると、黒く映るのですが副鼻腔炎や好球性副鼻腔炎の人は、この部分が真っ白にうつります。

これは、粘度性のある鼻水が副鼻腔にたまっているからです。

 

私たちの味覚を感じる細胞は、ちょうど目と目のあたりにあります。

そしてこの部分にも副鼻腔があり、ここが鼻水でたまってしまうと味覚がわからなくなってしまいます。

残念なことに、たまっている鼻水は粘りが強くなかなか出てきません。

これは、白血球がウイルスや細菌と戦ったあとに膿ちなるからです。

アメーバーやスライムのようなドロンとした塊になっています。

 

この影響で頭痛や中耳炎にも悩まされます。

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アスピリン喘息とも合併

好球性副鼻腔炎にかかっている人の多くは、辛い喘息も持っています。

その中でもアスピリン喘息という、薬や化学薬品、香料などに敏感に反応してしまう病気です。

両方の症状が出ている時には、死ぬほど苦しいです。

好酸球性副鼻腔炎の治療

好酸球性副鼻腔炎と診断されたら、処方されるのが点鼻薬と飲み薬です。

喘息の症状が出ている時には、吸入器も処方されます。

吸入するときには、薬が鼻に抜けるように指示されます。

この病気にかかってしまうと、ステロイドが頼りになってしまいます。

また日課として”鼻うがい”もすると症状が軽くなる可能性があります。

鼻の中のポリープを手術で取ることもできますが、再発も多く、術後のケアでステロイドのコントロールが求められます。

好酸球性副鼻腔炎の治療は、まだまだ手探りの状態なので、新たな治療法にのぞみが託されています。

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